緊張しすぎて、スリムなズボンを履いてくるつもりが、すっかり忘れてダボダボのジーンズで来てしまいました。
受付に向かいながら、ちょっと不安…

「こんにちはー(ああもう、緊張して、ダボダボジーンズのまま来てしまった…)」
すると受付に来てくれたのは…

「あっ、ruuさん!」
前回、教習をしてくれた、女性教官でした!
正直、顔が見れて、少し肩の力が抜けました。

「ビビりながら来ました! そして…間違ってダボダボジーンズを履いてきてしまって…テープで止めた方がいいですか?」
プロテクターがある棚にいって、ゴムのしっかりしたプロテクターを手に取り、

「プロテクターで締めるから、大丈夫ですよ!」
と笑顔で渡してくれました。
よかったー!!

「今日は四輪の教習があるので付けないけど、優しめの教官にしときましたよ!」

「あ、ありがとうございます…!」

「補習2時間目、ちょっと怖いな…」
そう思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
私もその一人。不安と緊張が入り混じったまま教習所に向かいました。
でも、教習所が見えた瞬間、少し身が引き締まって、とにかく「よし、やるか!」と気持ちが切り替わりました。
逃げたい気持ちはあったけど、来ないとできるようにならない!
今回は、そんな状態から始まった補習2時間目で「安心して学べた理由」「教わったテクニック」についてまとめます。
教習前にやってよかったこと:他の人の走りを見る
見学で得られた気づき
教習前、コースを上から見下ろせる位置で、他の人の教習の様子を観察しました。
どのタイミングでブレーキをかけているか、直進時、どのへんから動作に入っているか?
自分が走っているときには気づけないことが、外から見ることでよく分かります。
見るポイントは「ブレーキのタイミング」
特に参考になったのは、カーブ手前のブレーキ操作。
遠めなので、詳しく見れないですが、早すぎず遅すぎず、数メートル前から減速している人が多く、「ああいうリズムで入ると安定するんだな」とイメージできました。
見学で心が少し落ち着いた
他の人も緊張していたり、転んだり、距離が短くなってしまったり。
そんな様子を見て、「ああ、私もそうやー」って思わず心の中でつぶやいてました。
みんな、それぞれのペースで頑張ってる。そう思えたことで、少しだけ気持ちが軽くなりました。
教官の指導で「不安」が「理解」に変わった
今日の教官は、細かく丁寧にわかりやすく
今回担当してくれたのは、男性教官。
声のトーンも話し方も落ち着いていて、質問にも丁寧に答えてくれる方でした。
操作に不安がある私でも、焦ることなく落ち着いて取り組むことができました。
ポンピングブレーキ→2速へのギアチェンジの流れ
特に丁寧に教わったのが、カーブ手前の操作の流れです。
教官の後ろを走り、教官がブレーキを踏むと私も踏む。という練習を何回かやりました。
- 数メートル前から1回軽く前後ブレーキ、カーブの手前で再度軽くかける。
- 1回目のブレーキの後、クラッチを切って、2速へシフトダウン。
- クラッチを戻しながら、安定した速度でカーブに入る。
この一連の流れがつかめてくると、コーナー進入の怖さが少し減ります。
私自身、初めて「なるほど」と思えた瞬間でした。
後ろに乗せてもらい、動きを確認
教習中、今回も教官の後ろに乗せてもらう機会がありました。

「どこを見ていたらいいですか?

「前を見ててもいいですし、ブレーキのタイミングでもいいですよ。」
そして、今日の教習中にもうひとつ印象的な出来事がありました。
一度バイクを横に止めたとき、重さに負けてバイクが倒れてしまったんです。
正直、「やってしまった…」と一瞬落ち込みかけたんですが、教官が落ち着いた声でこう言ってくれました。

大丈夫ですか?ケガしなかったですか?…僕も最初よくやりましたよ。重たいですよね。

そうなんですか!
初心者にとって大事なのは「聞ける空気」と「段階を踏んだ練習」
今日はマンツーマンに近い形で進行
操作に不安があると思ってもらったのか?今日は1対1で教習を受けました。
そのおかげで、一つひとつの疑問をその場で聞ける環境が整っていました。
エンストは2回。でもそれ以外はスムーズ
操作ミスはゼロではありません。
でも、「かなりスムーズにできていましたよ!」と言われたことで、少しだけ安心しました。
完璧じゃなくても、次に進めるレベルに達しているというのは、初心者にとって大きな励みになります。
次回はブレーキ操作に特化した練習へ
次の教習では、今日の復習から入り、フロントブレーキとリアブレーキを分けて使う教習です。それぞれを個別に練習していくそうです。
今日の総評で、教官からこう言われました。

「次は、今日の復習と、ブレーキ操作をやっていきましょう。」

「あの…今日の動きで大丈夫ですか?」

「はい!スムーズにできていましたよ!」
その言葉に、じんわり安心が広がりました。
今日教わった内容を「体に落とし込む時間」として、またしっかり取り組みたいと思います。
そして帰るとき、受付にいた女性教官が、

「ruuさん!どうでしたか!」
って声をかけてくれました。
教習中も、車教習とバイク教習の譲り合いの場面でその教官の顔が窓から見えて、「先行って!」って声が聞こえたとき、思わずこう思いました。

「よし…ここはエンストしないで発進して曲がるところを見せないと!」笑

そんな感じで補習2時間目が無事終わりました。
終わった後、着替える前に、携帯に忘れないようにメモをしました。身体が覚えること、頭で理解することを連動させるために。
この記事が、教習に不安を感じている方や「自分だけができないんじゃないか」と悩んでいる方の安心材料になれば嬉しいです。
次回も、実際に感じたこと・学んだことをまとめていきますので、よかったらまた読みにきてくださいね!