最初に気になったのは「バイク」じゃなく「ヘルメット」だった
バイクに乗りたい!と思った私は、まず「どのバイクに乗るか」を調べる毎日が楽しくて仕方なかった。
そして、教習所に申し込んだものの、すぐには通えず、スタートは2か月後の5月。
時間ができたことで、装備もいろいろ調べるようになった。
そのとき知ったのが、ワークマンにもバイク用品があるということ。
しかも、モーターショーにも出展してるって!

あ、バイクもある、ヘルメットも!ワークマンもあるし、モーターショーに行ってみよう!
実際に行ってみると、バイクの展示だけじゃなく、いろんなメーカーのヘルメットもずらり。
せっかく来たんやし……と、ずっと憧れてたSHOEIのブースへ。
SHOEI、Arai…でもやっぱり私は「Kabuto推し」
SHOEI、Arai。
どちらも高級で、かっこいい。でも値段を見てすぐに思った。

やっぱり高いな…。憧れやけど、ちょっと現実的じゃないなぁ。
そこで、もう一度見たかったのがOGK Kabuto(オージーケーカブト)。
実は私、ある人がかぶっていたのを見て、「私もあれがいい」と最初から決めていた。
しかもその人が使っていたのはKAMUI 3(カムイスリー)。
メーカーはわかったから、最悪、型番は違っていい。
まずはKabutoのフルフェイスを見てみよう!とブースに向かった。
え、狭い…無理かも。ヘルメットが最大の壁だった
人生初のフルフェイス体験にショック
KabutoのブースでKAMUI 3をかぶってみた瞬間――

え、狭っ…!こわっ!え?みんなこれかぶって乗ってるの?無理やって!
それが正直な感想だった。
私はMRIや閉所も苦手なタイプ。
頭を包み込まれて視界も狭くなる感覚に、不安が一気に押し寄せた。
でも、これを乗り越えないとバイクに乗れない
バイクに乗るためには、絶対にこの壁を越えないと。
バイクに乗ること=ヘルメットをかぶること。これは、避けて通れない。
ちょっと焦っている私に、Kabutoのスタッフさんが優しく声をかけてくれた。

SHUMA(シューマ)というモデルもありますよ。こちらも試してみますか?
モーターショーのカブトブースで教えてもらった、2りんかんのフィッティングサービスの話も含めて、
「また試着してみよう」と思えるきっかけになった。
2りんかんで試着三昧。最後に現れた“意外な一着”
SHUMAかKAMUI 3…2つで迷った
2りんかんで改めてSHUMAとKAMUI 3を試着。
どちらもKabuto。どちらも気になる。でも、まだ不安は残っていた。
■それぞれの不安点
- KAMUI 3 → 視界が狭くて、やっぱり息苦しさが気になる
- SHUMA → 少しだけマシ。でも、心から「これ!」とは思えない
そんな中、店員さんがあるモデルを勧めてきた。

軽さ重視ならAEROBLADE-6(エアロブレード)がおススメですよ!
AEROBLADE-6との出会い
正直、「あ、この人これ売りたいんかな?」と思ってた(笑)
でも一応かぶってみると――

え、軽っ!しかも視界広いやん!これならいけそう…!
驚いた。
KAMUI 3でもSHUMAでもなく、一番“理想”から遠いと思ってたモデルが、一番しっくりきた。
もちろん、「あの人と同じ」ではなかった。
けど、メーカーは同じ。何より、これなら本当に安心して乗れると思えた。

同じメーカーやし、これでいいか!
👉 違う。「これでいいか」じゃなくて、「これがいい!」って思えた。
私が選んだ“最高のヘルメット”
重視したのは“軽さ”と“視界の広さ”
私は、肩こりがひどくて、毎月3〜4回マッサージに通ってるくらい。
しかも頭痛持ちで、こめかみが締め付けられるとすぐに痛くなる。
だから、実際にかぶって感じたポイントは…
■購入の決め手
- とにかく軽い。
- 視界が広い。
- 圧迫感が少なく、息苦しさがない!
このモデルは、私にとってまさに“最高のヘルメット”だった。
「これならバイクに乗れる」って思えた瞬間
バイクって、エンジンでもなく、免許でもなく、
まず“ヘルメットをかぶれるか”が第一歩だな。と実感した。
■本当に大切だったのは…
- あの人と同じメーカーを選びたかった。
- でも、自分に合う“かぶれる”ものでないと意味がない。
- 最終的に、自分の体にフィットする一つを選べたことが正解だった。

これならいける!私もバイクに乗れる!
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私にとって“最高のヘルメット”とは?
- 最初は「バイクに乗る=ヘルメットをかぶること」が大きな壁だった。
- KAMUI 3とSHUMAで悩んだ末、AEROBLADE-6の軽さと視界の広さに救われた。
- 「あの人と同じ」にこだわるより、「自分に合うもの」を選ぶ大切さに気づけた。
最初に憧れた“あの人”とは違う選択かもしれないけれど、
今の私は、自分にぴったりの“最高のヘルメット”に出会えた気がしています。
この記事が、みなさんのヘルメット選びの参考になればうれしいです。